仏像葬という新しくて古いお墓の形

お墓に関するお問い合わせが多くなりました。現代は、葬送の方法がたくさんございます。

海洋葬・宇宙葬・バルーン葬・樹木葬などなど

お墓を選ぶうえで、何を目的とするか?

この事をしっかり考えて決められることをおすすめします。

まず?自分の死後どうありたいのか?

多くの場合、安らかに眠りたいとおっしゃいます。中には、あの姑と一緒はいやだ。主人とは一緒ではいやだ。と別々のお墓を造られる方もあります。

さて、お墓は、故人の眠る場所・家でしょうか?

もし、家であれば、あんなジメジメした場所の土中の中など嫌ではありませんか?

亡くなったら、キリスト教の方であれば「天国」仏教の方であれば「浄土」ですね。

決して、お墓の下に眠っているのではありません。

宇治の平等院は、極楽浄土を形つくってあります。美しく、豪華で、花が咲き乱れ、暖かく・・・極めて楽しい世界がある。

亡くなったら、そんな極楽の阿弥陀様のもとに生まれ変わると考えるのです。

山奥のお墓の下に眠ってなんかいません。そんな歌がありましたが・・・

では?何の為のお墓でしょうか?

それは、「遺された遺族が故人と出会う心の場所」ではないでしょうか?

家族や親せきもいない、独り身で、だれも参ってくれる友人もいない方が、立派なお墓を作ってどうしますか?

田舎のお墓に行くとせっかくの立派な墓であっても、草ぼうぼうで朽ちていっているお墓がたくさん見受けられます。

散骨を希望される方が多くあります。

みんなに迷惑をかけたくないので、「海にまいて」などどいう老人は多い。

散骨は賛成であり、反対である

そのような理由で「散骨」を選んでしまうと、この後どうなるか?

お墓詣りが出来る幸せ

お墓参りをしたことがないという人は少ないでしょう。

子供の時、墓参りは面倒くさいものでした。しかし、成長するにつれ、節目節目に墓参りをしながら心のリセットボタンを押していることに気づきます。

辛い時も、苦しい時も、楽しい時も、うれしい時も先祖が守護霊となって見守っていてくれる。

自分の成長ぶりを報告し、どうか安心してくださいと手を合わせるのです。

散骨をしてしまうと、お墓詣りが出来なくなります。

これから、10年先30年先になった時に、孫やひ孫が、先祖に感謝する場所がなくなるのです。

 

樹木葬
樹木葬

 

 

お墓とは何か?お墓に何を求めるのか?よくお考えのの上、後悔なきようお願いします。

さて、葬送の方法について

海の散骨
海の散骨

海洋葬は、海への散骨を意味します。散骨=海洋葬とお考えの方も多くありますが、散骨する場所によって違ってきます。

海に散骨・山に散骨・空に散骨・川に散骨・宇宙に散骨
海への散骨は、石原裕次郎さんがやりたくとも当時は出来なかったとして有名です。今では、海の散骨は一定の節度をもって行われれば、自由に散骨が出来、当たり前になりつつありますが、ほんの20年ほど前は、違法とされ許可されませんでした。

山の散骨は、樹木を墓標とするのではなく、山全体を墓標とします。登山や岩山が好きで一体となる考え方は、修験道の昔からありました。ただし、遺骨の上から土をかけたり、土中に埋めることは埋蔵・収蔵という意味合いになり、違法になってしまいます。紛骨された遺骨を、山の頂から「撒く」という葬送方法ですが、近くに果樹園など農作物がある場合、風評被害につながり、全国の自治体では条例による規制がされています。

空の散骨は、セスナやヘリコプターで空中から散骨する場合です。さすがに街中では出来ず、山か海の上空から撒くことになります。空が好きだった方にはとても素敵な事でしょう。俺と同じでバルーン葬があります。風船に乗せて紛骨した遺骨を大空に浮かばせます。するとある一定の高度になれば風船は爆発し、大空に遺骨が撒かれることになります。

川の散骨は、親鸞聖人が有名で、「私が死んだら、賀茂川へ捨てて魚に与えよ」と常に仰っていたお言葉として、親鸞聖人の曽孫の覚如上人の『改邪鈔(がいじゃしょう)』に記されています。インドでは、今でも行われている通り「水葬」ともいわれますが、遺骨をガンジス川に流しています。日本では、アユや川魚の漁や漁業権など権利の問題があり、ほぼ不可能な方法でしょう。

宇宙葬は、ロケットに乗せて、人工衛星と共に宇宙に散骨する。宇宙好きの方は最高の方法でしょう。人工衛星ですから、どこにいても空を見上げれば手を合わせることが出来ます。何時何分どの方角に飛んでくるというのがわかります。すでに何人か実施されているようですが、問題は、費用がかさむことです。

そして、仏像葬とは、まさに仏様となる葬送方法です

仏様?というと首をかしげる方が多くあります。

実は、仏像葬は、1200年以上前から行われてきた方法です。

私たちが、お寺に行って拝んでいる仏像の胎内を考えたことがありますか?

古い仏像の胎内をX写真で撮影すると、体内に遺骨や遺髪・爪が収められている場合がございます。三井寺(滋賀県大津市)の智証大師座像は、智証大師(円珍)様が、自分の座像を作り、その中に収めよと生前に遺言されていたといわれます。その座像は、現在「国宝」となり、約1200年もの間祈りを捧げられており、別名「お骨大師」ともいわれています。

大阪の一心寺は、お骨仏のお寺として有名です。

22万人分、遺骨で造る仏様 なぜ納骨?遺族に聞いた
一心寺では、1887(明治20)年、遺骨を粉状にし、水とセメントを混ぜて造る。宗派を問わず受け入れ、2017年10年ぶりに造仏されたお骨仏は、約22万人の遺骨で造仏され、これまでに国内外の200万人以上が骨仏になった。

お骨仏の魅力

お骨仏の魅力は3つあります。

1つは、「私が仏様となり役に立つ」という事です。
遺骨がお墓や土中の暗くじめじめした中に眠るのではなく、仏様となって人々の役に立つ。遺族だけでなく様々な方が祈り手を合わせてくれるので寂しくない。

2つは、管理が不要
たくさんの方がお参りし、お花や線香が絶えません。せっかく大きなお墓を建てたのに、誰も面倒も見ず、草はボウボウ、墓参りもされない悲しい墓はたくさん見受けられます。また管理料など遺族に迷惑をかけることもありません。

3つは、安いという事です
一心寺では、1万円~で納骨できます(詳しくは一心寺のホームページをご覧ください)

上記の葬送方法を比較してみました。