私たち夫婦には、三人の水子がいます。
実家の北海道の寺に戒名をもらって納骨しています。
実家の父が昨年大腸ガンで手術、認知症も進み、先月は転倒して打撲、それからトイレで転倒し左足を骨折。弟夫婦の知り合いに天照大神を信奉して霊的に見る人がおり、父の障りの原因は、亡くなった子ども達が寂しがって父の足を引っ張ったとのこと。
早く親のいるところへ連れて行った方がよいといわれたそうです。
母には早く子ども達を連れてきなさいと言われて、納骨したのですが、今更になって、その母から連れて行きなさいと言われて混乱しております。
引き取るにあたって、私たちには墓もありませんし、やっと出来た子どもは女の子であり、墓を引き継いでもらうことは望んでおりません。
自分たちも死んだときはどうしたものかと考えも及びません。
一番身近なのは妻の実家の墓なのですが、宗派が違うのですが、いかがなものでしょうか。のちのち自分たちも入れたらとも思っていますが。
夫婦の二人のどちらかが亡くなったときに、一緒に永代供養をしてもらうとも考え、手元に子ども達の遺骨を仏壇に納めておくことはよろしくないことなのでしょうか。
地元の寺にお願いして預かってもらうことが適当なのでしょうか。
その場合は、費用としてどれほどかかるものなのでしょうか。
また、その後の供養はどのようにしたらよいのでしょうか。
よろしくご指導願います。

 

A:御実家の北海道の寺に戒名をもらって納骨して有るのであれば、何等問題はないと存じますが、失礼ですが御供養を懇ろに為さっていらっしゃいますか。
何処に御住まいか不明ですが、出来ましたら毎月無理であれば年に数度御寺に御邪魔して御供養・読経を御寺様に御願いして下さい。
又、余りに遠方であるなら御骨は其のまま(北海道の御寺に納骨したまま)で、奥様の御実家の菩提寺での御供養・読経でも貴方様方の御心は届きます。
奥様の御実家の御住職様に御相談下さい。
また、水子の遺骨を仏壇に納めて置くことは余り御すすめできません。
本来は御寺に預けることを最良とします。
出来ましたら、御住まいの地元の寺にお願いして預かってもらうことが適当と思慮されます。
尚、掛かる費用は御寺に直接御伺い下さいませ。何等失礼には当たりませんので。
また、お近くの御寺様での御供養になりましたら、御寺毎に色々と御座居ますから其の御寺の御住職様に御供養についても直接御伺い下さいませ。

 

 

Q:学生です。

中絶をしました。テレビで赤ちゃんの霊がたたるとやっていました。

やっぱりたたるのでしょうか?

私たちは、まだ学生のため、お金もありません。お金をかけずに供養する方法はありますか?

 

:あなたが、赤ちゃんの立場であったらどう思いますか?

生きたいと願っていても、親の都合で中絶という悲しい結果となってしまいました。

もし、生まれていたら、楽しいこともいっぱいあったことでしょう。

そう、あなたと同じ「命です」

その命を絶った上に、自分の事ばかりではどうでしょうか?

反対に、ごめんね。と涙を流して懺悔し、わが子の成仏を祈る。その祈りは、必ずや通じることと存じます。

わが子は、仏さまに導かれて安らかな世界から、きっと言っていてくれることでしょう。

「お父さん、お母さん、僕のために祈っていてくれてありがとう。僕もお父さんお母さんの幸せを祈っているよ。」

たたるから供養をするのではなく、わが子の成仏を祈りましょう。

供養の方法には様々ございます。まずは、お寺で手を合わせましょう。【本寿院様】