宗派と戒名– category –
日本の宗派によって戒名の付け方や呼び方が違ってきます。
戒名とは・・・と考える前に、戒名の意味合いについて
お考えいただければ幸いです。
各宗派の戒名の考え方についてみていきたいと思います
-
宗派と戒名
日蓮宗の法号
日蓮宗では、受戒という事をあまり行っていないので「戒名」という名称は、その原義からいって必ずしも的確ではない。法華経を受持することがそのまま戒律を守ることになる。江戸時代の中期ごろから「法号」と呼ばれるようになる。 -
宗派と戒名
臨済宗の戒名
ひとつの相にこだわらない無相。一処にとどまらない無住。ひとつの思いにかたよらない無念の心境を禅定と呼び、ほとけの心のことです。私たちの心は、もとより清浄な「ほとけ」であるにも関わらず、他の存在と自分とを違えて、対象化しながら距離と境界を築き、自らの都合や立場を守ろうとする我欲によって、曇りを生じさせてしまいます。 -
宗派と戒名
曹洞宗の戒名
在家人に対しては戒名、出家人に対しては法名または案名という 世俗生活を捨てて、仏道修行の道に入る。その標識として、本人の仏道修行を励まし、悟道の風光を教えるため、再誕生の意義を教えるため、授けるものである。 出家しなくとも、己の貪(むさぼり)瞋(いかり)痴(おろか)の三悪を懺悔し、仏法僧の三宝に帰依し、十戒を守る。この決心があればこれは仏教徒であり、寺院の外護者である。 -
宗派と戒名
浄土真宗の法名
浄土真宗の法名 浄土真宗では、戒名といわず法名と言います -
宗派と戒名
真言宗の戒名
真言とは仏の真の言葉、それを身・口・意、つまり心と体で体得しようと努めていけば即身成仏できると説く教え。 -
宗派と戒名
浄土宗の戒名
浄土宗では生前 五重相伝や授戒会に参加して戒名が授与されている。 五重相伝とは、義の真髄を五段階に分けて解説伝授する宗門重大行事である。 その諸儀式の中に剃髪授戒が行われるのである。 -
宗派と戒名
天台宗の戒名
天台宗では、二字法名の上に二字の道号を付けて四字名とするのが通例となっています。 道号は表徳の号であって、仏教徒として修行・信仰により得たところの人格・功績等を表示する二字の名であります。
1