最近聞いた話です。

学校給食の場においての「いただきます」について、

「お金を払っているから、いただきますと言わせないで」

という母親の抗議があったそうです。

これを聞いて愕然としました。
生きとし生けるものを調理し、そしてその命を「いただきます」
その心でおいしく有り難く今まで生活してきました。
ところがこのような意見が生ずるなんて、
命よりお金に換算して物事を考えてしまう・・・怖い時代です。

言うまでもありませんが「いただきます」についてお話をさせていただきます。

まず誰に「いただきます」を伝えるのでしょうか?
このお料理を作ってくれた「母親」もちろん「父親」にも感謝です。両親あっての今です。
次に、漁業、農業、酪農に関わる方、食材すべてにおいて関わる方々に感謝。
魚や鳥、豚、牛はもちろんのこと「命」をいただき、野菜にしても「命」あって伸びる生命をいただく。
自然の恵みに「いただきます」を伝え感謝します。
そして大切なことは自分が「今ある」ことに合掌し感謝の念を忘れないことです。

この料理は「高い」から手を合わせる。
「安い」から美味しくない、「残しても平気」。
残念なことです。

環境が人を育てるともいいます。しかし人が良き環境にすべきなのは言うまでもありません。
いただいた命の尊厳さを次の世代に伝えることが我々人間の使命でもあります。
継続しなければいけない大事なことを改めて気づかせていただいた話題でした。

ありがとうございました。