「鳥飛んで鳥の如し 魚往いて魚の如し」
トリ トンデ トリノゴトシ ウオ ユイテ ウオノゴトシ

という格言があります

鳥は大空を羽ばたいてこそ鳥のようであり、魚は水中をスイスイ泳ぐ姿こそ魚である。

鳥らしさ、魚らしさを描いている句から何を思い何を考えるべきでしょうか。
人間らしからぬ悲惨なニュースを見るたびに・・・。

というよりも、人間しかできない常識外れな事柄です。何をもって人間の如しと言えるのでしょうか。
報道番組を目にするたびに、自分はどうあるべきか、今自分はどうであろうかと、改めて思う脚下照顧であります。
学習し向上して生命を活かす、これが生活であります。

学習することができるのは人間ばかりではないようです。
芝生の話を聞きました。いつも踏まれ刈り取られつづけている芝生は、やがて背丈が低くなるそうです。
どういうことかと申しますと、あまり伸びたら切られる、花も伸びきらないうちに切られてしまう。
そのうち背の低い芝に自ら変わってゆくというのです。生きるすべを学習するのですね。
そうして命を継続していくのです。なんと自然界は強いものなのでしょうか。

自然界の恩恵によって今ここに生かされています。そのことを感謝しつつ、
ありがたい生命を大切にし他を尊重することこそ人間らしさ、人間の如しなのです。

ありがとうございました。