「時節柄、ご自愛下さいますよう」

書簡の結語に一言添えますと思いやりが伺えて嬉しく思いますね。

今ここにある身体は、本当に自分のものでしょうか?

と申しますのは、この身体は「借り物」ではないかと思うのです。
この世にある間の借り物。
自分でメンテナンスしながらも、病気になるとお医者さんに助けを求めないと困りますね。
自分の身体ならば自分で治せばよいのですが、そうもいかない。
運命が尽きるときには「お返し」しなければなりません。
借り物ですから大事に使ってお返しする。

ニュースで悲しい知らせが届きますね。自らを殺してしまう知らせ・・・
心が病んだからといって身体をも捨てることはできないと言いたいのです。
あるいは心では悪いとわかっていても身体が欲する薬類に手を出してしまう。
心と身体の同調、バランスが保てないのですね。自分のものだから勝手にさせろ、と。

「借り物」と思えばこそ大切にして、最後には丁寧にお礼を言い、お返ししたいものです。
その心で今を大切に生き、次の今に繋がり、一週間後の今、一ヶ月後の今、一年後の今、10年後と今、と 今の大切な気持ちが続くこと、今年も終わりが近づきつつある今、思う大切な自愛の心です。

ありがとうございました。