Q.妊娠中ですが、葬儀で棺の中の故人を見たり、遺骨を拾ったりしても大丈夫でしょうか?
大切な祖母が亡くなりました。
私は現在妊娠中ですが、葬儀に参列するにあたり不安を感じています。
昔から、
- 妊婦が棺の中の故人を見るとよくない
- 遺骨を拾うと生まれてくる子どもにあざができる
- 火事の炎を見るのもよくない
などと聞いたことがあり、どうしたらよいのか迷っています。
葬儀には出席するつもりですが、
最後のお別れで祖母と面会しないほうがよいのか、
それとも会わないほうが祖母が寂しいのではないか、とも思ってしまいます。
昔からの言い伝えを無視することもできず、悩んでいます。
どのように考えればよいのでしょうか。
お寺ネットからの回答(要点整理)
① 妊娠中の葬儀参列やお別れは、よくないのでしょうか?
仏教的には、問題はありません。
妊婦が葬儀に参列したり、
棺の中の故人と対面したり、遺骨を拾ったりすることで
赤ちゃんに悪い影響が出る、という教えはありません。
いわゆる
「妊婦が葬儀に出るとよくない」
「子どもにあざができる」
といった話は、迷信や言い伝えと考えられています。
② それでも不安が残る場合はどうすればよいですか?
人の心はとても繊細です。
もし将来、お子さんに何かあったときに
「あのとき葬儀に出たからでは…」
と、ご自身を責めてしまう可能性もあります。
そのため、気持ちの問題として配慮することは大切です。
昔からの風習として、
「妊婦が葬儀に出るときは、帯に鏡を挟むとよい」
という言い伝えがあります。
これは迷信を和らげ、安心して参列するための知恵とも言えます。
もし行う場合は、
鏡の面を外側に向けて帯に挟む
とされています。
③ 最後のお別れをすることについて
祖母さまとの最後のお別れを大切に思われる気持ちは、
とても自然で、尊いものです。
無理をする必要はありませんが、
ご自身が「会ってよかった」と思える選択をしてよいのです。
お別れをすることは、
亡き方のためであると同時に、
残された方の心を整える大切な時間でもあります。
お寺ネットからのメッセージ
仏教では、
命をつなぐ妊娠という尊い時期と、
命を見送る葬儀は、決して相反するものではない
と考えます。
大切なのは、
- 無理をしないこと
- 不安を抱えたままにしないこと
- ご自身とお腹の赤ちゃんを第一に考えること
どうかご自身を責めず、
安心できる形で祖母さまをお見送りください。
お寺ネット仏事相談の掲示板原文
Title: 葬儀
大切な 祖母が亡くなりました。 妊婦なのですが 棺の中の 祖母を見たり 遺骨を拾ったり することは 良くないのでしょうか? 昔からの 聞いたことに 生まれてくる子供に あざが 出来るとか 良くない事を 聞きますが・・・・
火事の 炎を見るのも 良くない とかききます。
どうしたらいいのか 迷っています。
このまま 葬儀は 出席しても 最後のお別れに 祖母と 面会しないほうが 祖母が 寂しいのではないかともおもいます。
とは言え 昔からの 言われも 聞いてしまったもので
無視できずにいます。
どうしたら 良いのでしょうか。
Name: 水波坊 [URL]
Date: 2009/10/07(水) 08:32 No:3304 削除
Title: Re:葬儀
迷信です。
ただ人間というのは愚かなところがあります。もし将来、お子さんにあざが出来たとしたら、「あの時が悪かったんだ」とご自身を責めてしまうかも知れません。
しかし、もしお子さんにあざができるとすれば、それは葬儀の時の行動如何に関わらず、それはできます。葬儀とあざ云々は無関係ですから。
私なら最後のお別れをすべきだと思いますね。
Name: 天台沙門
Date: 2009/10/07(水) 11:05 No:3305 削除
Title: Re:葬儀
私も迷信と考えます。
もちろん迷信を信じて妊婦さんの出席を悪くいう人もあるでしょうが、そういうときのために「妊婦が葬儀に出るときは、帯に鏡をはさんでおけばよい」という口碑があります。
風習というものは、われわれが理由を忘れてしまっているだけで、合理的にできていますのでご安心ください。なお、実行なさる場合、鏡は外側に向けてください。
Name: 早百
Date: 2009/10/07(水) 19:25 No:3311 削除
Title: Re:葬儀

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