失礼とは存じますが、曹洞宗に詳しい方にお教え願います。
家の事情でお寺の檀家にはなれませんが、三開仏を買って(魂入れはしていません)、普段は光明真言と消災妙吉祥陀羅尼だけ唱えています。一昨年に連れ合いが亡くなったので、何かの折には般若心経や大悲心陀羅尼、妙法蓮華経如来壽量品偈を読みますが、どんなお経をどんな順番で読むのか無知ゆえに判りません。
生家とは疎遠になっていますが曹洞宗だったので、今、使っているのは「改訂新修 曹洞日課勤行集」です。
出来れば曹洞宗で〜回忌等に読むお経と順番を教えて頂けると有り難く思います。
曹洞宗の僧侶です。
この度は、ご丁寧なご質問を賜り、ありがとうございます。
連れ合い様が末永く安らかにお眠りになりますよう、この場をお借りしましてお祈り申し上げます。
日々お勤めを続けておられること、誠に尊く有り難いことと存じます。
在家のご供養に「絶対にこの順番でなければならない」という厳格な決まりはございません。
どうぞ、ご安心くださいませ。
何よりも、故人様を偲び、感謝と回向のお心をもってお勤めなさることが大切でございます。
◎曹洞宗の一般的な年回法要では、寺院において概ね次のような形で厳修されることが多くございます。
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開経偈
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般若心経【本尊上供 ほんぞんじょうぐ】
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修証義【総序(一章)懴悔滅罪(二章)、または行持報恩(五章)】※観音経偈・寿量品偈などお読みすることもあります。
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大悲心陀羅尼
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回向文
◎ご家庭でなさる場合は、
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般若心経
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大悲心陀羅尼
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回向文
のみでも、十分にご供養になります。
日々お唱えになっている光明真言、消災妙吉祥陀羅尼も、いずれも功徳ある尊いお経でございます。
そのままお続けになって、差し支えございません。
曹洞宗は坐禅と「只管打坐」の宗風を大切にし、形よりも心の在り方を重んじます。
順序にとらわれ過ぎることなく、故人様への感謝と安らぎを願うお心こそが、何よりの供養でございます。
どうぞ、ご休心くださいませ。
また、もし機会がございましたら、最寄りの曹洞宗寺院にご相談なさるのも一つでございます。
檀家でなくとも、丁寧にお教えくださる寺院は多いかと存じます。
どうかご無理のないかたちにて、お続けくださいませ。
合掌
