お寺ネット 人生相談
相談者:ミナミ さん/2008年1月10日/No.398
続きの投稿:2008年1月11日/No.426
当時のタイトル:話しを聞いて下さい。
一生懸命に頑張っても状況が変わらず、ずっと孤独で、消えてしまいたい。自殺を試みた経験もあるという、切迫した相談です。生き方を評価するより先に、今の命と安全を守り、支えにつながることを考えます。
今、自分を傷つけそうな方へ
危険な物や場所から離れ、安全な場所でひとりにならないようにしてください。近くの人に「自分を傷つけそうです。救急を呼んで、そばにいてください」と伝えてください。今すぐ行動に移しそう、ご自身で安全を保てない、すでにけがや身体の異変がある場合は119へ連絡してください。相談窓口や掲示板の返答を待つ必要はありません。
#いのちSOS:0120 061 338
死にたい気持ちを抱えている方のための無料の相談先です。https://www.lifelink.or.jp/inochisos/で相談方法をご確認ください。
ご相談内容
これまで一生懸命に頑張ってきたつもりですが、何をやっても裏目に出て、失敗ばかりだと感じます。ずっと孤独で、人も自分も怖いです。消えたい、死にたいということばかり考えてしまいます。自殺を試みたこともあり、今もつらく、潰れそうです。
生かされているのに無駄にしている自分が情けなく、すべて自分の行いが悪いからではないかと思ってしまいます。もう限界です。誰かに話を聞いてほしくて書き込みました。
返信をいただいても、何をどうしても状況は改善しないように思います。休んだり頑張ったり、控えめにしたり積極的にしたり、明るく振る舞ったりしました。それでも周りには誰もいません。もう疲れ、消えたい衝動にかられます。
※No.398と続きのNo.426の趣旨を保ち、読みやすく整理しています。自殺を試みた時期や身体の状態など、書かれていない事情は推測していません。ご相談原文
当時寄せられた返信(要約)
リユ さん/2008年1月10日/No.402
よければもっと話を聞かせてほしい、という短い返信が寄せられました。
良観 さん/2008年1月11日/No.427
周りの人のために何をしているか、どのように関わっているかを尋ねる返信でした。
お寺ネット住職
ミナミさん、休んでみても頑張ってみても、誰かとのつながりが得られず、長い間ひとりで苦しんでこられたのですね。「話を聞いてほしい」という言葉は、くだらない話ではありません。ここまでのつらさを、ご自身のわがままや愚かさとして片づけなくてよいのです。
今は、もっと努力することや、人に尽くすことを課題にするより、ミナミさんが助けを受けることを先にしてください。助けを受けるために、何か役に立つことを証明する必要はありません。
自殺を試みたことは、責めずに医療者へ伝えてください
自殺を試みたことがあるなら、時期やその後の身体の状態、今も消えたい衝動があることを、医療者に伝えてください。最近のことでまだ診療を受けていない、身体に異変がある場合は、身体の状態の確認も必要です。緊急の危険があるときは119へ連絡してください。
生き延びたことを惨めと評価する必要はありません。文章だけで病名を判断することはできませんが、命に関わるつらさを医療に伝えることはできます。すでに通院している方は、次の予約まで我慢せず、今の衝動が強いことを医療機関に知らせてください。
全部説明できなくても、「今、危ない」と伝えればよいのです
人が怖い中で誰かに話すことは、簡単ではないでしょう。相談を始めるときは、うまく話そうとしなくても構いません。「死にたいことばかり考えています」「自殺を試みたことがあります」「今ひとりでいるのが危ないです」と、今の状態を短く伝えてください。
声が出なければ、この文章を見せたり、短いメモにして渡したりする方法もあります。話せる身近な人がいない場合も、相談窓口や医療機関につながれます。知り合いがいることや、事情を整理できることは、相談の条件ではありません。

孤独を、ご自身の行いだけの結果にしないでください
何をしても失敗だと感じるほどつらいときは、過去の出来事が全部、自分を責める材料になってしまうことがあるでしょう。しかし、今回の相談から「すべて自分の行いが悪いから」と断定することはできません。孤独の理由を一つに決めなくてよいのです。
人に親切にすることは大切でも、それが友人や居場所を得るための条件ではありません。仏教の感謝や慈悲も、今苦しむ方に「もっと尽くしなさい」と負担を増やすための言葉にしなくてよいと思います。ミナミさん自身も、いたわられ、支えられてよい方です。
休み方や頑張り方を、一人で試し続けなくて大丈夫です
たくさん工夫しても苦しさが変わらなかったことは、努力が足りなかった証拠ではありません。今の生活や体調、対人関係で困っていることを、医療者や相談担当者と一緒に整理してよいのです。
精神科・心療内科、普段かかっている医療機関、地域の保健所や精神保健福祉センターなどに相談できます。受診の連絡が難しいことも含めて、相談先に伝えてください。付き添いや連絡の手助けをお願いしても構いません。緊急時は予約の手配より救急の助けを優先してください。

支える人へ:問い詰めず、今の安全を一緒に守る
「どうしてそんなことを考えるの」「周りの人のために何をしているの」と責める前に、話してくれたことを受け止めてください。自殺を試みたことや今の衝動を、軽い愚痴として扱わず、安全を確認し、必要な医療や救急につなぐことが大切です。
今すぐ危険がある場合は一人にせず、救急の助けを求めてください。秘密を守る約束だけで抱え込まず、支援につなぐ必要があることを本人に説明してください。周囲の人も一人で支え続けず、専門家に相談して構いません。
相談先:今日の命と安全を支えるために
#いのちSOS:0120 061 338
死にたい気持ちを抱えている方のための無料の相談先です。https://www.lifelink.or.jp/inochisos/で相談方法をご確認ください。
電話がつながりにくいときも、ご自身の苦しさが軽いという意味ではありません。差し迫った危険があるときは、つながるまで一人で待たず119へ連絡してください。お寺での対話は、救急や医療の代わりにはなりません。
将来のすべてを決めたり、孤独を今日中に解決したりしなくてよいのです。まず、今の危険を一人で抱えず、支えにつながってください。
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日々の悩みについての相談案内です。緊急の危険がある場合は救急を優先してください。
※2008年1月10日・11日の相談と返信をもとに再構成しました。イラストはイメージで、実在の相談者を描いたものではありません。相談窓口情報は2026年10月10日に確認しました。

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