お父さまの三回忌を前に、「お寺へ電話をして、ご迷惑にならないだろうか」と気にかけておられるのですね。電話の時間帯は、そのお寺が案内する受付時間を優先し、法要の日程は1〜2か月前をひとつの目安に相談してみましょう。希望日が限られる場合には、それより早く尋ねて構いません。
「一日の何時に電話するか」と「法要の何か月前に連絡するか」を分けて考えると、準備がしやすくなります。
お寺ネット 仏事相談|相談者:みかんさん|2008年2月14日13:36|No.194「質問致します。」
当時の相談と回答を整理し、住職としての解説を加えています。(ご相談原文)
ご相談:三回忌のお願いは、何時ごろ電話すればよいですか
もうすぐ父の三回忌です。お寺に法要をお願いするには、一般的に何時ごろお電話するのがよいのでしょうか。教えてください。
当時の回答:巳朱さん(No.197)
2008年2月14日18:58の回答では、お寺の行事や朝のお勤めを考慮しつつ、平日の9時〜17時を電話の目安として挙げられています。また、法要の1〜2か月前ごろにいくつか候補日を用意し、お寺の都合を尋ねることを勧めています。
ご自身の実家では、お年始の挨拶の際に七回忌の相談をした、という経験も紹介されました。なお、当時の回答にある「家族や事務の方が対応するお寺が多い」という説明は、すべてのお寺に当てはまるわけではありません。
住職からの加筆:まずはお寺の受付時間を確認しましょう
お寺からの案内状や公式ホームページに電話受付時間が載っていれば、その時間内におかけください。全国のお寺が一律に平日9時〜17時で対応している、という決まりはありません。休日の法要が多いお寺もあれば、住職が一人で法務や留守番を担っているお寺もあります。
時間の案内が見当たらなければ、早朝・夜間・食事どきを避けた日中に、まず短く用件を伝えるとよいでしょう。たとえば午前10時ごろや午後3時ごろを候補にし、「今、お話ししてもよろしいでしょうか」と一言添えます。これは電話をかける際の配慮の例で、どのお寺でも必ずつながる時間ではありません。
お寺に住職しかおられない場合は、午前中は法事が多いため、午後3時ごろがおすすめです。
電話に出られないときは、法要中や外出中かもしれません。続けて何度もかけるより、時間を置くか、受付の方に都合のよい時間を聞いてみてください。留守番電話には氏名、三回忌の相談であること、折り返し先を簡潔に残すと伝わりやすくなります。
日程の相談は1〜2か月前が目安。希望が限られるなら早めに
今回の回答にある「1〜2か月前」は、予定を相談し始めるひとつの目安です。申し込み期限を一律に定めたものではありません。土日祝日、盆・彼岸の時期、親族が遠方から集まる場合などは、早めに予定を確かめると安心です。
希望する日を一日だけに絞らず、できれば2〜3候補を用意しましょう。午前・午後などの時間帯も柔軟に考えておくと調整しやすくなります。先に会食会場や交通手段を確定するより、お寺とご家族の予定を合わせてから手配することをおすすめします。
三回忌は、一般に亡くなって満2年の節目に営む年忌法要です。命日当日が難しいときは、その前の休日などに営むこともありますが、日取りの考え方はお寺や地域によって異なります。「この日でなければいけない」と決めつけず、事情を伝えて相談してください。
電話の前に用意しておくとよいこと
まず、施主の氏名と連絡先、故人のお名前と命日、三回忌をお願いしたいこと、候補日をメモしておきます。戒名・法名が分かれば、それも手元に用意すると確認がスムーズです。
あわせて、お寺・自宅など希望する場所、参列する人数の見込み、納骨やお墓参りも予定しているかを伝えましょう。人数が未定なら、おおよその見込みで構いません。確定した人数をいつまでに知らせるか、確認しておくと安心です。
供花・お供え物・位牌などの持参物、当日の集合時間、お布施や会場使用料などについても、必要に応じて尋ねてください。準備の仕方や費用は寺院や法要の内容で異なります。「失礼になるのでは」と一人で悩まず、事前に確かめてよいのです。
そのまま使える、三回忌をお願いする電話の例文
「いつもお世話になっております。〇〇家の〇〇です。今、少しお話ししてもよろしいでしょうか。父〇〇の三回忌のことでご相談したく、お電話しました。命日は〇月〇日です。〇月〇日か〇月〇日を考えているのですが、ご都合はいかがでしょうか」
日取りの相談ができたら、「場所はお寺を希望しています。人数は〇人ほどの予定です。当日の持ち物や、事前に準備するものを教えていただけますか」と続けるとよいでしょう。
初めてお願いするお寺には、初めての相談であることと、これまでのお寺とのお付き合いの有無を率直に伝えてください。問い合わせフォームやメールを案内しているお寺なら、それを利用する方法もあります。ただし、送信しただけで予約確定とは考えず、返信や確認の連絡を待ちましょう。
直前になってしまった場合や、希望日が空いていない場合
もし法要まで1か月を切っていても、諦めたり、連絡をためらったりする必要はありません。まず現在の状況を伝え、可能な日程を尋ねてください。希望日に必ずお願いできるとは限りませんが、別の日や時間帯を相談することはできます。
急な変更が生じた場合も、分かった時点でお寺へ知らせましょう。ご家族だけで変更を決めてしまわず、お寺・参列者・会食会場など、関係する方と順に確認することが大切です。
失礼のない言葉より、まずは率直なご相談を
法要をお願いするのに、難しい言い回しを覚える必要はありません。名乗り、今話せるかを尋ね、お父さまの三回忌を相談したいと伝えれば十分です。お父さまを思うお気持ちを、ご家族で手を合わせる時間へとつないでいただければと思います。合掌
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※2008年の相談No.194・回答No.197をもとに編集しています。当時の回答と今回の加筆は区別して掲載しています。連絡先、受付時間、法要の申し込み方法や準備物は、依頼する寺院の最新の案内をご確認ください。

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