お寺ネット 巡礼研究室
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まず、巡礼で一番大切なのはお気持ちです。このような服装でなければ・・・ということもないと思います。また、観光で巡礼されることもおおいに結構ですが、亡き人への供養の為や、切実な願いの為と、真剣な巡礼者の方もいらっしゃいます。他の方に配慮するのはもちろん、ご本尊様、仏様に敬意をもって感謝の思いをこめて心静かにお参りしましょう。
納経
本来、お経を書写して納め、その証として、納経帳や掛け軸、朱印帳に御朱印(お寺のスタンプのようなもの)を頂くのですが、現在ではお寺に御札(霊場に用意されている)を納め、御朱印を頂くのが主流です。また、御朱印をいただくだけの方も多くいらっっしゃるようですが、本来の写経を納めるという意味を覚えておきましょう。
順序
お参りすお寺の順序は、どの札所から始めても構いません。結願(満願)もどの札所で迎えても構いません。ちなみに札所の順番どおり巡ることを順打ち、また、大きい番号から遡って巡ることを、逆打ちと言います。また、なかなか一度に回ることは難しいでしょう。何年かかけて少しづづ回っていってもいいのです。
お寺についたら
まず手を洗い、口を漱ぎ、清めます。
お賽銭、納札、お線香、灯明は随意に行います。
お経、ご真言を唱えします。
納経所で御朱印を受けて納経料を納めます。
以下は巡礼の伝統的なスタイルです。このような姿で巡礼するのは身も心も引き締まるものです。
しかし、やはり心構えが大事ですので、このスタイルでなければ、ということもございません。
白装束(白衣)
白衣は死装束です。かつては巡礼は死を覚悟のものだったという事です。特に四国巡礼では白衣姿の
巡礼者が多いです。
金剛杖
杖です。とくに四国の巡礼では、弘法大師の分身とされ、神聖なものです。
輪袈裟
首にかけるお袈裟です。お参りの際の略式の正装です。カジュアルな服装でも
輪袈裟だけかけるという形でもいいのです。
菅笠
日よけ、雨よけに、特に歩いての巡礼には、あると良いでしょう。
経本
お参りしたら、読経のお勤めをしましょう。
■お経・jp
お経の読み方が分らない方は、こちらからお経を携帯等にダウンロードして聴くことができます。
念珠(数珠)
念珠は祈りを込める為のものです。左手で持ちます。
納め札
お参りしたお寺に納める札。霊場で100枚が100〜200円で用意されています。
納経帳(朱印帳)
御朱印を押してもらう台帳。御朱印は本尊さんの分身ともいえます。
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