お寺ネット 人生相談
相談番号:No.394
投稿者:つゆ さん
投稿日:2008年1月10日
当時の相談タイトル:疲れた。どうすればよいかわからない。
病気とともに暮らすつらさに、周囲の理解されない言葉や、大切な家族を亡くした悲しみが重なっている。何から話せばよいかわからないほど疲れたとき、ひとりで抱えず支援につながる方法を考えます。
ご相談内容
正直、疲れています。何から書いてよいのかもわかりません。統合失調症で、毎日生活していくのがつらいです。
周りから偏見のある目で見られると感じます。障害年金をもらっていると話すと、「うらやましい」「本当に病気なのか」と言われます。
実母は自死で亡くなりました。実父や友人、親戚にも頼れません。ほとほと疲れました。まとまらない文章でごめんなさい。
※原文の趣旨を保ちながら、読みやすく整理しています。接続情報などの個人情報は掲載していません。
住職
つゆさん、文章のことを謝らなくて大丈夫です。「疲れた」「どうすればよいかわからない」という言葉だけでも、今のつらさは伝わっています。順序よく説明できるようになるまで、助けを求めるのを待たなくてよいのです。
病気と向き合う毎日に加え、周囲から心ない言葉を受け、お母さまを亡くした悲しみも抱えておられるのですね。頼れる人がいないと感じるなかで、一日を過ごすだけでも、大きな負担になっていると思います。
まず、今のしんどさを主治医や支援者に伝えてください
通院している医療機関があれば、「生活していくのがつらい」「頼れる人がいない」「何から話せばよいかわからない」と、早めに連絡してください。この相談文をそのまま見せる方法でも構いません。
診察のときには、眠れているか、食べられているか、外出や家事でどんなことに困るかなど、話せることをひとつずつ伝えましょう。病気のことだけでなく、周囲の言葉に傷ついたことや、お母さまのことも相談してよいのです。治療についての判断は、主治医と一緒に行ってください。
医療機関に精神保健福祉士などの相談担当者がいるか、尋ねることもできます。生活面の困りごとを整理し、地域の支援につながる相談をしてみてください。

障害年金を受けていることを、責められる必要はありません
障害年金は、病気やけがによって暮らしや仕事に制限が生じた方を支える公的な制度です。受給には所定の要件があり、周囲の人の印象だけで必要性が決まるものではありません。制度の説明は日本年金機構「障害年金」で確認できます。
「うらやましい」「本当に病気なのか」と言われれば、苦しさを否定されたように感じるでしょう。支援を受けて暮らすことについて、誰にでも病気の詳細を説明し、納得してもらう義務はありません。
「治療と生活のために必要な制度を利用しています」「病気や年金のことは、これ以上話したくありません」と区切っても構いません。説明が負担になる相手とは、話題を変えたり、やり取りを減らしたりして、ご自身を守ってください。
家族に頼れなくても、相談できる場所があります
お父さまや友人、親戚に頼れないのであれば、無理にその人たちだけを頼ろうとしなくて構いません。お住まいの地域の精神保健福祉センター、保健所、市区町村の障害福祉窓口などに相談する道もあります。
最初の連絡は、「統合失調症があり、毎日の生活がつらいです。家族には頼れません。何から相談すればよいかわかりません」という一言で十分です。自分に合う窓口かどうかも含めて、尋ねてみてください。
厚生労働省「こころの健康相談統一ダイヤル」には、地域の公的な相談窓口の案内があります。0570-064-556(通話料有料)で、対応時間は地域により異なります。つながらない電話回線の場合は、公式ページから地域の直接の番号をご確認ください。
お母さまを亡くした悲しみも、話してよいのです
お母さまを自死で亡くされたことは、簡単に言葉にできることではないと思います。悲しみ、怒り、戸惑い、何も感じられないような気持ちなど、どんな思いがあっても、無理にひとつの答えにまとめなくて構いません。
お母さまの死について、つゆさんひとりが責任を背負う必要はありません。詳しい事情を話したくないときは、話さなくても大丈夫です。話したいと思えたときに、自死で大切な人を亡くした方のための相談先を利用することもできます。
厚生労働省「その他の相談先」では、自死遺族の支援団体や相談先を紹介しています。まず案内を読むだけでも構いません。
今日は、困りごとをひとつ伝えるだけでも十分です
疲れ切っているときに、生活も人間関係も一度に立て直そうとすると、それ自体が重荷になることがあります。今日は食事や休息を優先し、連絡できそうな相談先をひとつ選ぶ。その程度の小さな区切りにしてみてください。
電話が負担なら、伝えたいことを短くメモしておく方法もあります。「生活がつらい」「頼れる人がいない」「相談先を一緒に考えてほしい」。きれいな文章にする必要はありません。

お寺で話すことと、医療や福祉の支援は両立できます
お寺を、気持ちを言葉にできる場所のひとつとして頼っていただいても構いません。ただ、病気や生活のつらさを、信仰の弱さやご本人の努力不足と結びつける必要はありません。
お寺での対話は、医療や福祉の支援と一緒に利用できます。つゆさんが今必要としている助けに届くことを、何より大切にしたいと思います。支えてもらうことを、申し訳なく思わなくてよいのです。
今、身の安全を保てないほどつらい場合
この相談文には、つゆさんご自身が死にたいという記載はありません。ただ、今この記事を読んでいる方で、自分を傷つけそう、ひとりでは安全を保てないという場合は、記事や掲示板の返信を待たず119へ連絡してください。可能なら、信頼できる人にそばにいてもらってください。
「死にたい」「消えたい」と感じるほどつらいときは、#いのちSOS 0120-061-338(無料・毎日24時間)を利用できます。電話が難しい方のSNS・チャット相談も、厚生労働省「まもろうよ こころ」で案内しています。小さな団体であればNPO法人かけこみ相談センターがあります
この相談のポイント
1.話がまとまらなくても、つらさを伝えて構いません。
2.障害年金など、必要な制度を利用することを恥じる必要はありません。
3.家族以外にも、医療・福祉・地域の相談先があります。
4.病気のことと、大切な人を亡くした悲しみの両方を相談できます。
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※2008年1月10日の相談をもとに再構成しています。回答はAI作成の草案で、住職による確認前です。診断や個別の治療方針を示すものではありません。イラストは実在の相談者を描いたものではありません。制度・相談窓口の情報は2026年9月28日に公式サイトで確認しました。

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