お寺ネット 人生相談
相談番号:No.153
投稿者:かず さん
投稿日:2008年1月5日
当時の相談タイトル:死
パチンコで負け、友人に嘘をついたことから、自分を強く責めてしまう――。過去に寄せられた相談をもとに、つらい気持ちをひとりで抱えず、支援につながるための考え方をまとめます。
今、同じようにつらい思いをしている方へ
今すぐ自分を傷つけそうなときや、すでに傷つけてしまったときは、119へ連絡してください。危険な物や場所から離れ、信頼できる人に「ひとりでいると危ない。そばにいてほしい」と伝えてください。この記事を最後まで読むことより、今の安全を優先してください。
つらさを話せる窓口:#いのちSOS 0120-061-338(無料・毎日24時間)。電話が難しい方にはSNSやチャット相談もあります。厚生労働省「まもろうよ こころ」で利用方法をご確認ください。
ご相談内容
パチンコで負けてしまい、友達に「財布を落として、今日の飲み会のお金がないから貸して」と嘘をつきました。
そんな自分が情けなく、どうして生きているのだろうと思ってしまいます。死にたい気持ちが強く、誰かに助けを求めたいのに、どうすればよいのかわかりません。
心の中で、自分を否定し責める言葉が繰り返されているように感じます。もう、とてもつらいです。
※原文の趣旨を保ちながら編集しています。自傷方法の具体的な記述と、連絡先・接続情報は掲載していません。
当時寄せられた返信(要約)
狼少年 さん/2008年1月5日/No.156
自身もギャンブルや借金の問題を抱え、自分を責めてしまう苦しさがあると打ち明け、相談者のつらさに共感する返信が寄せられました。
かずみ さん/2008年1月5日/No.174
嘘を重ねる苦しさに触れ、自分を責め続けず、小さな行動から始めること、ひとりで抱え込まないことを勧め、相談者を思う気持ちを伝えていました。
これらは当時の相談参加者による返信です。投稿だけで依存症と診断したり、「本当は死にたくないはず」と気持ちを決めつけたりせず、現在の回答案では安全確保と専門的な支援を大切にしています。
住職
かずさん、苦しい気持ちを書き込んでくださったのですね。お金を失ったことに加え、友人に嘘をついた後悔が重なり、自分の存在まで否定したくなるほど追い詰められていることが伝わってきます。
今は、ひとりで自分に罰を与えたり、人生の結論を出したりする時間にしないでください。まずは誰かとつながり、今日を安全に過ごすことを一緒に考えてほしいのです。
まず「今、危ないほどつらい」と伝えてください
家族や友人など、安心して話せそうな人に「死にたい気持ちがある」「ひとりでいるのが怖い」と、そのまま伝えて構いません。うまく説明できなければ、この相談文を見せる方法もあります。
身近な人に話せない場合は、上に紹介した相談窓口を利用してください。電話がつながらないときも、ひとりで耐え続ける必要はありません。別の窓口やチャットを利用し、差し迫った危険があれば119に助けを求めてください。
自分を責める言葉が繰り返されることも、そのまま相談してください。言葉が声のように聞こえる、自分を傷つけるよう迫られる、安全を保てないと感じる場合は、速やかに医療機関や救急へつながってください。

嘘をついたことと、あなたの命の価値を分けて考えましょう
友人に嘘をついたことは、落ち着いてから向き合うべき問題です。しかし、その行動によって、あなたの命が失われてよいことにはなりません。反省することと、自分を壊してしまうことは別です。
安全を確保し、少し落ち着いてから、「財布を落としたというのは嘘でした。パチンコでお金を使ってしまいました」と伝える準備をしましょう。怖ければ、信頼できる人や相談員と、言い方を一緒に考えてもらって構いません。実際にお金を借りた場合は、返せる見通しを整理し、できない約束を重ねないようにしましょう。
パチンコの問題は、専門の相談先につながれます
この相談文だけで依存症かどうかは判断できません。ただ、やめたいのに繰り返す、生活費を使ってしまう、隠すために嘘をつくなどの困りごとがあれば、専門の窓口に相談する理由として十分です。
まずは負けを取り戻そうとして、さらにお金を使うことをいったん止めましょう。生活に必要なお金をどう守るか、店へ行きたくなったときに誰へ連絡するかを、支援者と一緒に考えてください。
依存症対策全国拠点機関「全国の相談窓口・医療機関を探す」では、「ギャンブル等依存症」とお住まいの地域を選び、相談先を探せます。診断がついていない段階でも、まず困っていることを伝えてみてください。
お金のことは、ひとつずつ整理できます
飲み会への参加や友人への説明、生活費のことを、今日ひとりですべて解決しようとしなくて構いません。必要なら飲み会は見送り、安全を確保したうえで、手元のお金と当面必要な支出を、信頼できる人と確認してみましょう。
借金や生活の困窮がある場合は、そのことも相談員に伝えてください。厚生労働省が案内する法律・金融などの相談先も利用できます。支援を受けるために、まず自分を完璧に立て直す必要はありません。

お寺に話すことも、支えのひとつに
自分を責め続けていると、助けを受ける資格までないように感じることがあります。けれども、つらいときに手を差し伸べてもらうことに、資格はいりません。お寺に気持ちを話すことも、心を支える選択肢のひとつです。
祈りや対話が支えになる方もいますが、強い希死念慮やギャンブルの問題は、医療や専門相談ともつながりながら考えていきましょう。「ひとりでは難しいので、一緒に考えてください」と言ってよいのです。
この相談のポイント
1.今は命と安全を最優先にし、危険が差し迫るときは119へ。
2.信頼できる人や相談窓口に、つらい気持ちをそのまま伝える。
3.嘘をついたことへの対応と、自分の命の価値を分けて考える。
4.ギャンブルやお金の問題を、ひとりで解決しようとしない。
同じことで悩んでいる方へ・関連リンク
嘘ばかりついて生きてきました。もう治らないのでしょうか?
嘘をつくことへの後悔や、自分を変えたい気持ちに関する相談です。
私の生きる価値はどこに?
生活やお金の問題と、生きる価値についての相談です。
お寺ネット 人生相談
過去の相談や、お寺ネットの相談案内はこちらからご覧いただけます。緊急時は記事や掲示板の返信を待たず、救急や相談窓口へ連絡してください。
※2008年1月5日に寄せられた相談と返信をもとに、読みやすく再構成した記事です。追加の回答はAI作成の草案で、住職による確認前です。当時の返信と区別して掲載しています。画像は相談内容をもとにしたイメージで、実在の相談者を描いたものではありません。相談窓口情報は2026年9月27日に公式サイトで確認しました。

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