仕事を辞めれば生活が不安。でも、このまま働き続けることも苦しい。家族や住宅ローンを抱え、誰にも相談できずに追い詰められた山さんの相談です。退職の結論を急ぐ前に、心身を守るためにできることを考えます。
今、ご自身を傷つけそうな方へ
一人にならず、身近な人に「今、一人でいるのが危ない」と伝え、危険な物から距離を取ってください。差し迫った危険がある場合は119へ。電話やSNSの相談先は、厚生労働省「まもろうよ こころ」で確認できます。この記事やコメントの返信を待つ必要はありません。
ご相談:仕事のこと。
相談者:山さん
続きの投稿:2008年1月20日 12:03/No.722
※最初の投稿の日時・番号は、提供された記録では確認できません。年齢・家族構成は相談当時のものです。
私は41歳で、小学3年生の娘と3歳の息子がいます。入社して23年になる大きな会社に勤めていますが、仕事のプレッシャーやストレスが強く、行き詰まりを感じています。
住宅ローンがあり、子どももまだ小さく、腎臓病のこともあるため、会社は辞めるべきではないと思っています。それでも、仕事がうまくいかず自信を失い、会社に行くのが苦痛です。複雑な仕事を納期までに終えられるか不安で、人間関係もつらく感じます。
家に帰ってからも仕事のことが頭から離れません。自殺が頭に浮かぶこともあります。仕事を辞めても生活に行き詰まりそうで、我慢するしかないと思う一方、もう仕事に行けなくなりそうです。誰にも相談できず、どうしたらよいのか分からなくなっています。
※相談本文と続きの投稿を、趣旨を保って要約・編集しています。接続情報や掲示板の装飾画像は掲載していません。
当時寄せられた回答
孫悟空さん/2008年1月20日 13:42/No.723(要旨)
孫悟空さんは、社内のカウンセラーや医療機関への相談を勧め、休職や配置転換などの選択肢を挙げています。家族の生活、ローン、仕事の負担、復職への不安などを整理し、どのような助けが必要なのか考えてみてはどうか、という回答でした。
当時の回答には、家族への責任や我慢を求める表現もありました。しかし、命に関わるほどのつらさを抱えている方に、さらに耐えることを求めるのは適切ではありません。会社の規模だけで相談体制を決めつけず、今使える支援を確かめることが大切です。
お寺ネット住職
山さん、家族の暮らしを守りたい思いと、仕事に向かうことへの苦痛の間で、長く踏ん張ってこられたのですね。家でも仕事が頭から離れず、休まらない日々を過ごしていることが伝わってきます。
自殺が頭に浮かぶほどのつらさを、「考えるだけだから」と小さく扱う必要はありません。今は退職するか我慢するかを一人で決めるより、安全を確保し、助けを借りることを優先してよいのです。

退職の結論より先に、心身の状態を相談しましょう
精神科・心療内科、または現在かかっている主治医に、仕事の負担と、自殺が頭に浮かぶことをそのまま伝えてください。腎臓病の治療や服薬についても共有しましょう。この文章だけで病名を判断することはできませんが、受診や相談を先延ばしにする必要はありません。
うまく説明できなければ、この相談文を見せるだけでもかまいません。「家でも仕事のことが離れない」「出勤が苦痛」「自殺が頭に浮かぶ」と、困っていることを短く伝えてください。予約や受診が難しければ、信頼できる人に付き添いや連絡を手伝ってもらう方法もあります。
「続けるか辞めるか」の間にある選択肢
職場に産業医・保健師・相談窓口があれば、面談を申し込んでみてください。上司に相談しづらければ、人事や別の相談窓口からでもよいでしょう。相談内容が誰に、どの範囲で共有されるか、最初に確認しておくこともできます。
業務量や納期の調整、担当の変更、休暇・休職など、利用できる対応を医療者や職場と相談します。制度や条件は会社ごとに異なります。休職や配置転換が必ず認められると断定はできませんが、確認する前から「辞めるか我慢するか」だけに絞らなくてもよいのです。
伝える内容は、まず一つでも十分です。たとえば「今の業務量では体調を保てず、出勤がつらいです。受診と、業務を減らす相談をしたいです」と伝えてみてください。仕事の区切りがつくまで、つらさを一人で抱え続ける必要はありません。

生活への不安も、一緒に整理してよい
住宅ローンや子育て、治療があれば、収入への不安は切実です。だからこそ、退職届を急いで出す前に、休んだ場合の収入や利用できる制度、毎月必要な支出を、家族や人事・加入する健康保険の窓口などと確認しましょう。安全の確保や受診は、その確認が終わるまで待たなくて大丈夫です。
今すべてを計算する気力がなければ、「何を確認する必要があるか」を誰かとメモするだけでもかまいません。制度の利用条件を確かめる前に、「経済的に無理だから我慢するしかない」と結論を出す必要はありません。
家族を守ることと、自分を守ること
家族を大切にすることと、ご自身を大切にすることは両立してよいのです。休むことや助けを求めることを、家族を見捨てることと結びつけなくて大丈夫です。
お寺への相談が気持ちを言葉にする場になることもあります。ただし、命の危険を感じるときや心身の不調が強いときは、医療や緊急の支援を優先してください。祈りや励ましだけで乗り切ろうとする必要はありません。
今日の一歩は、信頼できる一人に「仕事がつらく、自殺が頭に浮かぶこともある。相談や受診を手伝ってほしい」と伝えることです。退職するかどうかは、安全を確保し、支援を受けながら考えていきましょう。
相談できる窓口
差し迫った危険がある場合:119
自分を傷つけそうなときや、すでにけが・服薬などで身体に危険がある場合は、救急の助けを求めてください。
#いのちSOS:0120-061-338
「死にたい」「消えたい」などの気持ちを相談できます。電話以外の窓口も、厚生労働省「まもろうよ こころ」に掲載されています。つながらないときは、別の窓口や身近な人にも助けを求めてください。
働く人の相談:こころの耳
仕事のストレスなどについて、電話・SNS・メールの相談先を探せます。受付時間や相談範囲は、公式の相談窓口案内で確認してください。医療機関での診断・治療や緊急対応の代わりとなる窓口ではありません。
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出典・編集について
過去の掲示板相談「仕事のこと。」と、続きの投稿No.722、回答No.723をもとに再構成しました。続きと回答の投稿日は2008年1月20日です。現在の相談先は、厚生労働省「まもろうよ こころ」・「こころの耳」相談窓口案内を参照しています(確認日:2026年10月1日)。最新の受付情報は公式ページをご確認ください。

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