「檀家ではない」「実家も含めてお寺との関係がない」「法事のたびにどうすればいいか不安」——
近年はこのように、お寺とのお付き合いがないご家庭が増えています。
結論から言うと、お寺と付き合いがなくても、供養はきちんと行えます。
ただし、困りごとが起きやすいのは「何を、いつ、誰に頼むか」が整理できていない時です。
ポイント
大切なのは「お寺と付き合いがある・ない」よりも、供養の節目(葬儀・法要・納骨)を安心して任せられる相談先を見つけることです。
お寺と付き合いがないと、何が不安になりやすい?
- 葬儀のとき、僧侶をどう手配したらよいか分からない
- 四十九日や一周忌など、法要をどこに頼めばよいか不安
- 戒名は必要?いくらかかる?誰が決める?
- 納骨先(お墓・納骨堂)が未定で、進め方が分からない
- 親族から「菩提寺はないの?」と聞かれて困る
こうした不安は自然なことです。「正解が分からない」状態のまま進めると、親族間の行き違いになったり、必要以上に負担が増えたりします。
お寺と付き合いがない方の供養は、こう考えると安心です
1)「今の状況」を整理する(最初にここ)
- 葬儀前か、葬儀後か(直葬・家族葬・一般葬など)
- 菩提寺が本当に「ない」のか(不明なら確認ポイントを整理)
- 納骨の予定(寺墓地/霊園/納骨堂/未定)
- 位牌や仏壇の有無
2)供養の「節目」を決める
供養には区切りがあります。代表的なのは四十九日・一周忌・三回忌など。
まずは「直近の節目(例:四十九日)」だけでも決めると、迷いが減ります。
3)頼れる相談先をつくる
お寺とのお付き合いがない方ほど、質問できる窓口があるだけで安心が大きく変わります。
葬儀後の相談(戒名・法要・納骨)まで含めて、無理のない形をご提案できます。
お寺ネットには、宗派を超えて相談に応じて下さる素晴らしいお坊様もおられます。
お坊さんであれば、誰でも同じではありません。安心できるお寺様を見つからない場合はご相談ください。
戒名や法要は「今からでも」間に合います
「葬儀は済ませたけれど、戒名や法要をどうするか決めていない」——そのような方も多いです。
戒名は、亡くなった直後だけでなく、四十九日まで・納骨まで・年忌までなど、状況に合わせて整えることができます。
無理をしないことが一番
大切なのは「形を急いで整える」よりも、故人を想い、手を合わせる時間を持つことです。
必要な手順は、状況に合わせて一つずつ進めれば大丈夫です。
初めて相談するときの確認事項
本寿院・円宗院の公式案内のように、寺院とのご縁がない方から相談を受け付ける窓口もあります。実家の菩提寺の有無と本人・故人の信仰を確認し、葬儀・法要・納骨のどれを希望するか伝えましょう。檀家加入の要否、依頼できる範囲、日程、お布施と別途費用は寺院ごとに確認してください。霊園で儀式を行う場合も管理者との事前調整が必要です。
参考にした公式情報(2026年10月24日確認):本寿院:戒名の公式案内 / 円宗院:戒名と四十九日の公式案内。受付条件やお布施は変更される場合があるため、申込み時に最新の案内を確認してください。
あわせて確認したい戒名のQ&A
戒名・法名の意味と宗派による違い / 戒名の費用と公式の目安 / 戒名Q&A一覧
よくある質問(FAQ)
檀家にならないと法要は頼めませんか?
檀家でない方の相談を受け付ける寺院もあります。加入の要否と法要の条件を依頼先に確認してください。
お墓が霊園でも僧侶に来てもらえますか?
管理者の規則、儀式を行える場所、僧侶の手配方法を確認し、寺院と日程を調整してください。
何から伝えればよいですか?
菩提寺と宗派がわかるか、葬儀の状況、今後の法要・納骨の予定、予算と希望を伝えると相談が進めやすくなります。
個別のご事情は、お問い合わせフォーム、LINE相談、仏事相談と過去の相談アーカイブをご利用ください。
