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■ご先祖の戒名を調べてみましょう。

ご自分の宗派がわからない?という方もあります。

その前に、ご自分の宗派はなぜですか?なぜ?その宗派なのでしょう?

とお聞きすると、ほとんどの方が「先祖がそうだから・・・」とお答えになります。

まずご先祖の戒名を調べましょうとお話しております。

ご先祖の戒名を見ていきますと面白いことがわかってまいります
会ったこともない先祖ではありますが戒名を見ていますと、
なんだか不思議とその方のことがわかってくることがあります

例えば愛妻家であったとか、真面目な人であったとか、お仕事で大成されたとか、明るい方であったとか、お酒大好きであったとか、

そうです戒名にはその方のお人柄や歩んできた生き方が表現されている場合が多いのです。

一度 父方の先祖と母方の先祖の戒名を是非お調べになってみてください

まず父方の戒名から見ていく方が良いでしょう。

院号が付いているか?もしくは釈号であるとか?日蓮さんの日がついているとか?
まず宗派が概ねわかってまいります

一般的には戒名ですが、浄土真宗では、戒律がありませんので、法名と言います。
又、日蓮宗では、法号と呼びます

先祖の戒名を見ていきますと共通点が見受けられます

例えば院号の1文字が同じであったり、戒名に同じ文字が使われていたり

私がいつもお話しすることは、まず先祖のことを思い、先祖のことを知ることです。
先祖の事を知ると不思議とご先祖に感謝の念が湧き出してきます。

私たちは、等しく先祖の恩恵を受けて生かされている存在です。
一生懸命生きられたご先祖の事を考えてみましょう。

あった事もない、数十年数百年前のご先祖様。

どの様に生きてこられたのでしょうか?

先祖の戒名を調べる場合

まずお仏壇の位牌を見てください。

戒名の文字は、何て書かれているでしょうか?
戒名の上に梵字は、ありますか?

キリーク であれば、浄土宗

阿字であれば、天台宗か真言宗

カーであれば、子供の位牌など想像できます

位牌がない場合は過去帳を見て下さい

次に仏壇があれば、本尊を見てください。

阿弥陀如来であれば、天台宗か浄土宗・浄土真宗

釈迦如来であれば、天台宗か曹洞宗、臨済宗

大日如来であれば、真言宗

南無妙法蓮華経と書いてあれば、日蓮宗です


仏壇もないといった場合は、ご両親の使っておられたお経本はございますか?

法華経であれば、天台宗か日蓮宗です。

最近は、四国巡礼や西国札所巡りなど、信仰よりも観光的に
巡拝される方があります。

亡くなった母のタンスに四国巡礼の御朱印帳があったからと言って、真言宗と決めつけられません

もし遠方にお墓がある場合どうぞこの機会にちょっと足を伸ばしてお参りになってみてください

先祖を巡るという事は、自分探しの旅でもあります。

どの様な方でも、必ず先祖がおられるのです。分家であっても、先祖からの魂は、受け継がれているのです。よく、本家がちゃんと守っているから、分家は何もししなくてもいいと、お話しされる方があります。

守護霊というものを信じられるでしょうか?

私は、守護霊とはご先祖様であると強く信じております。

そして、先祖はいつも、貴方を陰ながら見守っていてくださっています。

先祖にとって子孫は可愛くて仕方がないものです。

 

先祖が祟るなんてことは、絶対にありません。

しかし、先祖を忘れ、感謝の心が無くなり、慢心になったとき、運命のリズムが狂ってくることは事実です。

 

当院では、日立製作所創業者の一人から「お助け地蔵」を奉安しておりますが、先徳の恩に感謝し想いを寄せることは、必ずや企業や家庭の土台となって支えてくださっているものであります。

 

有名企業や老舗といわれるところをみると、必ずと言っていいほどちゃんとご先祖供養をされておられます。

 

反対に言うなれば、幸せを願うのであれば、ちゃんと先祖供養をしておけば間違い無いともいえると考えます。

おかげさまという言葉がありますが、まさに見えない力に感謝させていただくのです。

宗派にこだわる必要はない

ここで、先祖供養するために、宗派にこだわる方が多くあります。

私の先祖は、曹洞宗だから、曹洞宗のお経を唱えないといけない。

母方の先祖は、日蓮宗だから、日蓮宗のお経を唱えなければならない。

主人の先祖は、浄土宗だから、浄土宗のお経を唱えなければならない。

 

ご存知でしたでしょうか?

ほとんどが、天台宗で勉強され、天台宗から分かれて行ったという事。

読み方やリズムが違っても、同じお経を唱える場合があること。

 

そうです。天台宗は総合仏教です。浄土教・禅・法華経すべてを学ぶのです。

ですから、宗教の母山と言われています。

 

宗派が違うと霊が迷うと考えている方も多くありますが、仏教は一つです。

釈迦に始まり、その考え方に学派として分かれたものです。

 

先祖の宗派にこだわる事は全くないのです。

 

ご先祖は、曹洞宗を信仰しておられたから曹洞宗ではありません。

 

多くの場合、檀家制度という幕府の政策によって強制的に近くのお寺に登録されたのです。

 

信仰からではなく、強制的に檀家となり、そのお寺との縁が生まれたのです。

ですから、日本人は、家の宗教として考えるのです。

 

加えて言うなれば、宗派にこだわるからいい面もあれば、悪い面もあるのです。

宗派という枠組みにこだわるということは、宗派全体を信者として支える必要があります。

 

先祖が●●宗だから●●宗にしなければならないという考えが、実はお布施も同様に必要となり、それがお布施に対する不満へとなっているのです。

 

同じ宗派のお寺もたくさんございます。一つのお寺だけが安売りなど勝手な事をするわけには行けません。もちろん競争もなく、いつしか、相場が生まれてまいりました。

 

先祖は●●宗だけれど、私は何宗にもこだわっていないというのがほとんどです。しかし、いざ、葬儀になると、●●宗でないといけないとなるのです。

お布施が高いと文句を言うなら、宗派にこだわらない事です。

 

宗教というものは、家の宗教ではなく、個人の生きるためにある教えです。

 

この機会に、先祖の宗派について学んでみませんか?

 

禅とは?念仏とは?題目とは?きっとぴったりとくる教えの発見があるはずです。

そして、あなたにとって、どの教えが一番安心できるか?考えてみませんか?

カルチャーセンターや仏教系大学で様々な教えの講座がございます。

特におすすめは、大正大学のオープンカレッジです。

私も卒業後受講しており、大変勉強になりました。

 

仏教やお寺に「お布施が高すぎる」「坊主丸儲け」など批判をする前に、仏教とは何か?

宗派とは何か?

生きるとは何か?ちょっと立ち止まって考えてみませんか?

 

宗派にこだわるより、仏教にこだわることをおすすめします。

本当の意味で、仏教が楽しくなってくるのではないでしょうか?