戒名・法名・法号のQ&A

お寺ネット、仏事相談室には、たくさんの「戒名・法名・法号」の質問が寄せられています。

知っているようで、なかなか理解できないのがこの問題ではないでしょうか?

お寺ネットでは、戒名とは何か?法名とは?法号とは?

様々な方面から研究するとともに、皆さんの相談に応じていきたいと存じます。

目次

戒名とは?法名とは?法号とは?

戒名と宗派

天台宗の戒名・法名

真言宗の戒名

浄土宗の戒名

浄土真宗の法名

コラムは今後紹介して参ります

生前戒名を付けるメリットとデメリット

自分や家族が戒名を付けられるか?

長い戒名にどんな功徳があるか?

寺院経営と戒名問題

戒名・法名の変更はできるのか?

葬儀でその戒名は使えるか?

葬儀では何をしているのか?

俗名の葬儀と戒名ありの葬儀の違い

差別戒名とは

戒名・法名・法号がなくて困る事

戒名・法名・法号は、本当に要らない?

戒名に寄せられた相談です

「父の葬儀で100万円も取られました。戒名はどうして高いのでしょう?」

「前の住職は良かったのですが、若い住職はお金のことばかりで、戒名の種類によって寄付を求めてくる。」

「院号をやめて信士に変えて戒名のランクを下げることは出来ないのでしょうか?」

「母の戒名に院号がありますが、介護している父の戒名も院号にしなければならないのでしょうか?院号となるとお寺とのお付き合いができません。どうすればいいでしょうか?」


いかに「戒名」や「葬儀」・「お墓」などの相談が多いことでしょう。

また、こんな相談もあります「戒名を自分で戒名を付ける?」

はたして、それで良いのだろうか?

菩提寺のご住職は認めてくれるか?

葬儀の時に使ってくれるか?

ではなぜ?戒名を自分でつけてみたいのでしょうか?

その1:戒名にお金がかかるから?
その2:信頼できるお坊さんがいないから?
その3:自分が一番自分の事を知っているから?

と答えが返ってきます。

自分でつけてみたいが、本当に大丈夫なのか?それを知りたいという方が多いのです。

 

戒名を安くつける方法

 

■ご先祖の戒名を調べてみましょう。


まずご先祖の戒名を調べましょうとお話しております。


ご先祖の戒名を見ていきますと面白いことがわかってまいります
会ったこともない先祖ではありますが戒名を見ていますと、
なんだか不思議とその方のことがわかってくることがあります

 

例えば愛妻家であったとか、真面目な人であったとか、お仕事で大成されたとか、明るい方であったとか、お酒大好きであったとか、

そうです戒名にはその方のお人柄や歩んできた生き方が表現されている場合が多いのです。

一度 父方の先祖と母方の先祖の戒名を是非お調べになってみてください

まず父方の戒名から見ていく方が良いでしょう。

院号が付いているか?もしくは釈号であるとか?日蓮さんの日がついているとか?
まず宗派が概ねわかってまいります

一般的には戒名ですが、浄土真宗では、戒律がありませんので、法名と言います。
又、日蓮宗では、法号と呼びます


先祖の戒名を見ていきますと共通点が見受けられます

例えば院号の1文字が同じであったり、戒名に同じ文字が使われていたり

私がいつもお話しすることは、まず先祖のことを思い、先祖のことを知ることです。
先祖の事を知ると不思議とご先祖に感謝の念が湧き出してきます。

私たちは、等しく先祖の恩恵を受けて生かされている存在です。
一生懸命生きられたご先祖の事を考えてみましょう。

あった事もない、数十年数百年前のご先祖様。

どの様に生きてこられたのでしょうか?

先祖の戒名
を調べる場合まずお仏壇の位牌を見てください。


戒名の文字は、何て書かれているでしょうか?
戒名の上に梵字は、ありますか?

キリーク であれば、浄土宗

阿字であれば、天台宗か真言宗

カーであれば、子供の位牌など想像できます

位牌がない場合は過去帳を見て下さい

次に仏壇があれば、本尊を見てください。

阿弥陀如来であれば、天台宗か浄土宗・浄土真宗

釈迦如来であれば、天台宗か曹洞宗、臨済宗

大日如来であれば、真言宗

南無妙法蓮華経と書いてあれば、日蓮宗です


仏壇もないといった場合は、ご両親の使っておられたお経本はございますか?
正信偈などが書かれていれば、浄土真宗
法華経であれば、天台宗か日蓮宗です。

最近は、四国巡礼や西国札所巡りなど、信仰よりも観光的に
巡拝される方があります。

亡くなった母のタンスに四国巡礼の御朱印帳があったからと言いて、真言宗と決めつけられません

もし遠方にお墓がある場合どうぞこの機会にちょっと足を伸ばしてお参りになってみてください

先祖を巡るという事は、自分探しの旅でもあります。

どの様な方でも、必ず先祖がおられるのです。分家であっても、先祖からの魂は、受け継がれているのです。よく、本家がちゃんと守っているから、分家は何もししなくてもいいと、お話しされる方があります。

守護霊というものを信じられるでしょうか?

私は、守護霊とはご先祖様であると強く信じております。

 

そして、先祖はいつも、貴方を陰ながら見守っていてくださっています。

先祖にとって子孫は可愛くて仕方がないものです。

 

先祖が祟るなんてことは、絶対にありません。

しかし、先祖を忘れ、感謝の心が無くなり、慢心になったとき、運命のリズムが狂ってくることは事実です。

有名企業や老舗といわれるところをみると、必ずと言っていいほどちゃんとご供養されておられます。

反対に言うなれば、幸せを願うのであれば、ちゃんと先祖供養をしておけば間違い無いともいえると考えます。


おかげさまという言葉がありますが、まさに見えない力に感謝させていただくのです。

ここで、先祖供養するために、宗派にこだわる方が多くあります。

私の先祖は、曹洞宗だから、曹洞宗のお経を唱えないといけない。

母方の先祖は、日蓮宗だから、日蓮宗のお経を唱えなければならない。

主人の先祖は、浄土宗だから、浄土宗のお経を唱えなければならない。

 

ご存知でしたでしょうか?

ほとんど、天台宗で勉強され、天台宗から分かれて行ったという事。

読み方やリズムが違っても、同じお経を唱える場合があること。

 

そうです。天台宗は総合仏教です。浄土教・禅・法華経すべてを学ぶのです。

ですから、宗教の母山と言われています。

 

宗派が違うと霊が迷うと考えている方も多くありますが、仏教は一つです。

釈迦に始まり、その考え方に学派として分かれたものです。

 

先祖の宗派にこだわる事は全くないのです。

 

ご先祖は、曹洞宗を信仰しておられたから曹洞宗ではありません。

 

多くの場合、檀家制度という幕府の政策によって強制的に近くのお寺に登録されたのです。

 

信仰からではなく、強制的に檀家となり、そのお寺との縁が生まれたのです。

ですから、日本人は、家の宗教として考えるのです。

 

加えて言うなれば、宗派にこだわるからいい面もあれば、悪い面もあるのです。

 

宗派という枠組みにこだわるということは、宗派全体を信者として支える必要があります。

ですから、必然としてお布施も高くなるのです。

お布施は、末寺から本山にまで上納され、本山が支えられています。

 

先祖が●●宗だから●●宗にしなければならないという考えが、実はお布施も同様に必要となり、それがお布施に対する不満へとなっているのです。

 

日本人は、先祖は⚪︎⚪︎宗だけれど、私は何宗にもこだわっていないというのがほとんどです。しかし、いざ、葬儀になると、⚪︎⚪︎宗でないといけないとなるのです。

 

宗教というものは、家の宗教ではなく、個人の生きるためにある教えです。

 

この機会に、先祖の宗派について学んでみませんか?

 

禅とは?念仏とは?題目とは?きっとぴったりとくる教えの発見があるはずです。

そして、あなたにとって、どの教えが一番安心できるか?考えてみませんか?

カルチャーセンターや仏教系大学で様々な教えの講座がございます。

特におすすめは、大正大学のオープンカレッジです。

私も卒業後受講しており、大変勉強になりました。

仏教やお寺に「お布施が高すぎる」「坊主丸儲け」など批判をする前に、仏教とは何か?

宗派とは何か?

生きるとは何か?ちょっと立ち止まって考えてみませんか?

 

宗派にこだわるより、仏教にこだわることをおすすめします。

本当の意味で、仏教が楽しくなってくるのではないでしょうか?

 

先祖の宗派について


さて、先祖の戒名を調べてその戒名から宗派と言うものを見ていきましょう

すでに宗派がわかっている方はこの章を飛ばしてもいいかと思いますがご自分でつける上での特徴が出ていますので参考にしてみて下さい

 

■戒名の特徴について

【天台宗の戒名】

<教義>釈迦の多くの経文の中で最高の経とされる「法華経」を中心におき「人は誰でも仏になれる種子があり、縁にふれて努力すれば成仏できる」と教えている。

 

<ご本尊>阿弥陀如来(釈迦如来、薬師如来をまつる事もある)

 

<本山>比叡山延暦寺<宗祖>伝教大師(最澄)西暦806年

 

<諸派>天台寺門宗 天台真盛宗

 

<経典>法華経、般若心経、大日経、浄土三部経

 

<戒名形式>

□□△△信士・信女

□□△△居士・大姉

〇〇院□□△△居士・大姉

└┘ └┘└┘└─┘

院号 道号 法号 位号

 

戒名のつけ方

 

天台宗では、二字法名の上に二字の道号を付けて四字名とするのが通例となっています。道号は表徳の号であって、仏教徒として修行・信仰により得たところの人格・功績等を表示する二字の名である。

道号と法名を組み合わせて四字の語義を考え、読んで意味が通じ、読みくだしが自然で、

無理のない発音で唱誦できるよう選ばねばならない。

歴代尊号・歴代座主名・その寺の歴代法諱などは、避けるべきである。

 

「葬式と戒名の付け方」山田恵諦天台座主猊下

居士

人格・徳望衆に勝れ、信仰心厚く、仏教の外護者として宗教活動に助力した人につけられる称号で、上級の霊格を示すために用いられる。

院殿号や四字院号の霊位には、さらに高貴をあらわすために大居士の称号が用いられている。

 

大姉

女子に対する最大級の敬称で、居士と同等の格式に用いられている。

 

禅定門・禅定尼

法門に深く帰入した人に付与する称号で、居士・大姉につぐ格式である。

 

信士・信女

仏道信入の人に与えられる称号で、仏教徒であればすべて、信士・信女である。

信士・信女の上に清の字を加えて清信士・清信女と呼ぶこともあり経典にある、善男子・善女人になぞられて善士・善女と呼ぶこともある。

 

童子・童女

小・中学の生徒の年齢につける呼称である

 

幼子・幼女

学齢に達しない小児に

 

孩子・孩女

2・3歳の乳幼児に

 

嬰子・嬰女

自分で移動しえない乳養育者に付される呼称である。

 

水子

流産した胎子は性別を選ばず、すべて水子と言っている。

院号

院号は、天皇が御譲位の後、落飾せられて住まわれた御所を〇〇院と称したことにはじまるのであるが、現在は一般化して、各寺院の檀家の中で、特別の功績があった家柄に付されるようになり、さらに特別付与等の一時的功労者にも付されるようになっている。

 

院号も居士・大姉等の位号も住職以外には勝手につけられないことになっていて、たとえ、本山と言えども、菩提寺の住職から申請してくるか、あるいは菩提寺の住職の諒解がなければ授与しない事になっていると天台宗務庁発行の「葬式と戒名のつけ方」に記されている。

 

【真言宗の戒名】

<教義>真言とは仏の真の言葉、それを身・口・意、つまり心と体で体得しようと努めていけば即身成仏できると説く教え。

 

<ご本尊>大日如来<本山>高野山金剛峯寺<宗祖>弘法大師(空海)西暦816年

 

<諸派>高野山(金剛峯寺)、智山派(智積院)、豊山派(長谷寺)

 

<経典>大日経、金剛頂経、理趣経、般若心経

<戒名形式>

<戒名形式>

□□△△信士・信女

□□△△居士・大姉

〇〇院□□△△居士・大姉

└┘ └┘└┘└─┘

院号 道号 法号 位号

 

院号

院号の起源が実際に寺院を建立した事に因るのであるから、この本来的な意味からすれば、一寺院を建立した程の仏教外護に貢献した人に贈られるのが当然といえる。

軒号・庵号は、実際には寺院より小さな建物であるので、その次に位するものとなっている。

むかしの封建時代では院号は一国の大名・家老しか与えられなかったものであるが、現在の民主主義の時代では寺への貢献度によってこれを授与することになっているし、若しくはそれに匹敵する社会公共への功績によって授与される称号となっている

これを選ぶに当たっては、その本来の意味から寺院の名称と同じような名称を用いるのが普通となっている。

 

道号

その人の仏道修行を表すと共に、社会的な功績、または立場などを讃えるものである。

従って、専ら現世における地位・特技・性格を表示するものといえよう。

この道号を選ぶに当たっては古来、実字(この世の中に存在する実際の風物)を一字のみ用いることが通例となっている。

山川草木や日月星花など、あらゆる事物の名称を用いるのであって、例えば山、岳、峯、国、天、雲、風、光、春、夏、秋、冬、松、竹、梅、蓮、堂、室など、文字は尽きない。

但し、上の院号や下の戒名とよく調和し、しかも風格があって語呂の上でも自然であり、同じ字音が続かないように留意すべきであろう。

また特に、道号を選ぶ場合は、仏教経典の中にある熟語から選ぶのも良い方法であって、例えば観音経の偈文にある「真観清浄観」を道号に用いるとすれば、真蓮、観岳、清室、清堂、浄国、観峯というが如きである。

 

居士・大姉

維摩経に出てくる維摩居士 楞厳経の「名言を談じて清浄にして自ら居ることを愛する者を居士と称す」とあるが学徳兼備の仏教信者を居士というのである。

次に大姉とは、七賢女経に「賢女をもって聖姉という」とあり、仏道に入りたる婦人を尊称するものであって、前の居士と同格であるので、夫婦の場合は同じく揃えるのが通例となっている。

 

禅定門・禅定尼

仏教の法門に帰入することによって正心行処の禅定を得た男女をこのようにいうのである。

真言宗における門とは三摩地の法門であって身口意の三密修行を体得した人というべきであろう

信士・信女

本来、この位号は清信士・清信女というものであり、浄名疏に「優婆塞、優婆夷これ清信士・清信女という」とあり、在家にて仏教を信仰し五戒を守る信者をこのように称したものであるが、一般に仏教信者の総称ともいうべきものになった。

童子・童女・孩子・嬰児・水子

童子・童女は、4・5歳から十五歳の子供

嬰児・嬰女並びに孩子・孩女は三歳までの子供

水子は、胎成らず流産したものをいうのであるが、懐妊6・7カ月にして体形を備えたものは、孩子・嬰児という事になっている。

 

【浄土宗の戒名】

<教義>称名念仏を全ての修行に優先する。

 

<ご本尊>阿弥陀如来<本山>知恩院<宗祖>和順大姉(法然)西暦1175年

 

<経典>浄土三部経:無量寿経、観無量寿経、阿弥陀経

 

<戒名形式>

<戒名形式>

□□△△信士・信女

□□△△居士・大姉

〇〇院□□△△居士・大姉

└┘ └┘└┘└─┘

院号 道号 法号 位号

 

○○院 □誉 △△ 居士(大姉)

└─┘ └┘ └┘ └───┘

院号  誉号 法号  位号

 

浄土宗では生前 五重相伝や授戒会に参加して戒名が授与されている。

五重相伝とは、義の真髄を五段階に分けて解説伝授する宗門重大行事である。

その諸儀式の中に剃髪授戒が行われるのである。

 

善導大師が観無量寿経の(念仏を称える者は)人中の分陀利華である。との語を解釈して(人中の)好人、妙好人、上上人、希有人、最勝人である。と五種に嘉誉されたことに依るのである。

浄土宗n第五祖、定慧上人が良誉と号されたのが最初であり、僧俗とも五重相伝を受けた者だけに授与される本宗独特の称号である。

 

【浄土真宗大谷派の法名】

<教義>弥陀の積善が廻向されて、それに乗って衆生が浄土に往生できるとする、絶対他力の教え。念仏をもっぱらにして阿弥陀如来の本願を信じる事をつとめとする。

 

<ご本尊>阿弥陀如来<本山>東本願寺<宗祖>見真大師(親鸞1224)西暦1602年

 

<経典>浄土三部経:無量寿経、観無量寿経、阿弥陀経

<法名形式>

○○院  釋 △△ 居士(信士)

 

○○院  釋尼 △△ 大姉(信女)

└─┘  └┘ └┘ └───┘

院号  釋号  名号  位号

 

<基本法名>

  釋  △△

 

  釋尼  △△

 

【浄土真宗本願寺派の法名】

 

<教義>阿弥陀如来の本願を信じ、ひたすら念仏をとなえることによって弥陀の廻向をうけて浄土往生すると教える。純粋他力の教え。

 

<ご本尊>阿弥陀如来<本山>西本願寺<宗祖>見真大師(親鸞1224)西暦1594年

 

<経典>浄土三部経:無量寿経、観無量寿経、阿弥陀経

<法名形式>

○○院 釋  △△ 居士(信士)

 

○○院 釋尼 △△ 大姉(信女)

 

└─┘ └┘ └┘ └───┘

 院号 釋号 名号  位号

 

<基本法名>

  釋  △△

 

  釋尼   △△

 

 (現在の本山の姿勢)

 

女性の方に「尼」を付けないようになっています。

 

釋号 名号

 

釈とは釈迦の略称で仏の種姓である。

よって仏門に入って出家したるもの、及び釈迦牟尼仏の教えに帰依してぶつでしとなt事をあらわすもとのとして、法名の上に「しゃく」の字を冠するものです。

 

浄土真宗では、戒名とは言わず法名というのは、教えに戒律がないからである。

院号は本山から下付される。

 

【臨済宗の戒名】

<教義>日常の一挙一動が道の働きであり、「平常心これ道」と説く。道は理想を求めず日常の中にあるとする。

 

<ご本尊>釈迦牟無尼仏<本山>建仁寺(それぞれの派により異なる本山を持つ)<宗祖>栄西禅師 西暦1202

 

<諸派>(妙心寺・南禅寺・建仁寺・建長寺・円覚寺)

 

<経典>特定の経典はないが主に般若心経・大悲呪・坐禅和讃等

<戒名形式>

<戒名形式>

□□△△信士・信女

□□△△居士・大姉

〇〇院□□△△居士・大姉

└┘ └┘└┘└─┘

院号 道号 法号 位号

 

【曹洞宗の戒名】

<教義>日常生活の中で、潜在する仏心に目覚め、明るい社会作りに努力し、また坐禅して安心立命の日をおくるとする。

 

<ご本尊>釈迦牟尼仏<本山>永平寺・総持寺<宗祖>道元禅師 西暦1227

 

<経典>般若心経・観音経・修証義・法華経

<戒名形式>

 

<戒名形式>

□□△△信士・信女

□□△△居士・大姉

〇〇院□□△△居士・大姉

└┘ └┘└┘└─┘

院号 道号 法号 位号

 

【日蓮宗の法号】

<教義>久遠実成の釈迦牟尼仏にむかい「南無妙法蓮華経」の題目を唱える事で即身成仏し、理想の社会であるフ仏国土が実現すると教える。

 

<ご本尊>曼荼羅(南無妙法蓮華経の7字)<本山>身延山久遠寺<宗祖>日蓮聖人 西暦1253

 

<経典>法華経

<戒名形式>

○○院 □□ △△ 日□ 居士(信士)

 

○○院  △△ 妙□ 大姉(信女)

 

└─┘  └┘ └┘ └───┘

院号   法号 妙号   位号

「戒名はいるのでしょうか?いらないのでしょうか?」

 

戒名がいるのか?要らないのか?わからないという方ばかりなのです。

 

最近は終活をされる方が多くなり、「戒名なんていらない」と言う方が多くなりました。

では なぜ?いらないのでしょうか?

 

私は、絶対に「必要だ」と思っております

 

昔は葬儀の時に必ず戒名があったものです

私はいつも葬儀に伺って白木位牌に書かれた戒名を控えて帰ったものです

 

戒名を授かるという事は、平たく言うと仏弟子となる意味があります

ですから、戒名はつけるものではなく授かるものであります

 

キリスト教の方であれば神のいる天国に導かれるのです。

仏教であれば仏様のお浄土に生まれ変わると考えます

 

戒名がないという事は無宗教でありあの世もないと言うことです

 

仏様の慈悲は、どんな形でも導いて下さると説かれています。しかし、仏様でもできないことがあります

 

「縁なき衆生は度しがたき」

 

縁のない方は、救うことが出来ないとされています。

 

縁とは仏を信じ仏の名前を唱え一心に念じることなのです

 

祈りもない人をどうしてお救い下さるでしょうか?もしかするとキリスト教の方であったりイスラム教の方であったり誰もが皆救われるわけでは無いのです。

 

むしろ全員を救ってしまえば、かえって迷惑ですよね

 

では戒名をつけないと言う方は。なぜ付けないのでしょうか?

 

多くは「お金の問題」ではないでしょうか

 

その昔、僧侶が葬儀をしてもお布施は無料でした

 

なぜなら檀家制度と言う国家の戦略によって葬儀をすることになったのです

そしてキリスト教ではなく仏教徒として導くことが義務付けられたのです

 

その時代、お寺は、役所の代わりを務めており、非常に裕福でした。

「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」ということわざがありますが、すべて僧侶が監視・管理していました。

ですから、僧侶が、とても大きな力を持っていたのです。

 

しかし、廃仏毀釈・敗戦など経験し、お寺は独自路線を歩まなければならなくなります。

それが、いつしか戒名料というものに発展してきたのです。

 

お坊さんばかりが悪いのではありません。お寺を檀家で支えてきた結果、檀家同士で取り決めたのが戒名料です。

 

どうですか。無料であれば皆さんは等しく戒名を授かるでしょう。

 

もっとも、葬儀自体は、故人を仏弟子として御仏の浄土に導くという意味合いがあります。

戒名無くしては、葬儀は成り立たないのです。

(浄土真宗では、引導や授戒はなく、日常勤行として葬儀が行われています)

 

 

反対に戒名を付けない理由は何でしょうか

 

戒名をただの文字として思っておられるのであれば、間違いです。

文字を集めるだけなら、小学生でもできます。

戒名は、永遠の仏名です。

 

戒名は、仏教徒として永遠の名前「仏名」

 

戒名は、仏教として永遠の名前であります。これは先祖の戒名を見てもわかることだと思います。子孫に受け継がれて、何十年何百年と続いていくのです

 

最近はインターネットで名前を入れると自動的に戒名がつけられるそんなサイトがあります

 

実際にお寺にあった相談です

 

「実はそのインターネットで親父の戒名をつけ、仏壇店でお位牌を作ったけれども今後どうすれば良いか?」と言う内容です

 

優光庵釈清雲香月大禅定門

 

この戒名にした理由は次の通りです

 

院号ほど立派でないので、庵号にしました。

先祖に釈が入っているので、入れました。

禅定門の中で一番の大を付けました。

 

大空院殿自由平和絆心信女

 

理由:どうせなら一番いい戒名にしました。

自由と平和が大好きでした。

家族を大切にしてくれました。

先祖が、信女でしたので「信女」としました。

 

加えてお位牌まで作ってしまったというから驚きです。もちろんそんなけったいな戒名で位牌を作ったのですから、どのお寺の僧侶も開眼(魂入れ)を引き受けてくれません。

 

ただ文字を並べただけで、しかもむちゃくちゃでけったいな戒名や名前で、そのお父様お母様は本当に救われるでしょうか?

 

インターネットのコンピューターが選んだ文字でいいのでしょうか?

 

それよりも遺族の方々がこの先数十年間その位牌を見て個人に感謝の念を抱くことが果たしてできるでしょうか?

 

また枕経に呼ばれた時でしたおばあちゃんが生前に戒名はお金がかかるから自分でつけたと紙を渡されたことがありました

 

それもまたご主人様に合わせて作ったのでしょう「●●院殿釈●●大居士」

になっていました。男性の戒名です。

 

せめて戒名をつけるにあたって、その法則がしっかりと学ばれ上でつけるべきだと考えます

 

  これが当たり前になれば戒名は本当に意味をなさないものになります。

故人への尊敬の念はどこかへ飛んでいってしまいます

 

■戒名は、生前に授かるべきもの

戒名は、生前に授かるべきものであります

そのお話をすると一様に驚かれる方が多くおられます。なぜなら戒名は死後の名前、

あの世の名前と思っておられる方が大半です。

生前に授かるなんて縁起でもないことだと考えておられます

戒名相談された方は、ご両親の戒名を付けようとお考えです。

堂々とご両親にお話しになって戒名を考え、そして菩提寺から授かってください。とお答えしております。

 

戒名を授かることは、決して悪いことでも、死を待っていることでもありません。

むしろ、その反対で、戒名を授かるということは、仏弟子として、仏様の弟子となり、

かえって、延命長寿につながるのです。

 

余命いくばくかと言われていたのに、戒名を授かってから急に病状が回復次第して、退院までできました。など、まさに仏様の力をかりるのです。

 

仏教は、決して亡くなってからの事を説いてはおりません

 

今、私たちがどのようにして生きていけば良いか?この苦しみいっぱいの大河をどのようにわたって行けば良いか?そんな方向性が説かれているのです。

 

このような提案をしたこともあります。

還暦になればみなさん戒名を授かってはいかがでしょうか?

 

1つのこの世の節目を終えて新しい名前を授かり新しく仏教徒として心を清め善行を務めていくのです

 

タイの国ではある、、一定の年代になれば頭を丸め、お寺で出家修行をするそうです

とても良い方法ではありませんか?

 

頭を丸めるや日ごろの仕事を捨ててまで僧侶の生活をする必要はありません

 

普段の生活の中で、心に仏教の火をともすのです。

 

ある会社の社長は、毎週日曜日にあるとゴルフに出かけておられたそうです。

それが今では、朝早く起きて部屋を清め、そして線香をたて写経に打ち込まれているそうです

 

一人静かに心を見つめ、なぜ生まれてきたのか?そして何をしに生まれてきたのか?

心の時間が、人生をより充実させることではないでしょうか?

 

ほとんどの宗派で、生前戒名を授ける儀式を行っております。

しかしながら、正直あまりしられていません。

 

仏教徒になるとても大切な儀式のなのですが、そう簡単にはできない理由もあるそうです。

 

運を引き寄せる武将たち

 

例えば、武田信玄や上杉謙信といった武将の名前は、実はこれは戒名であります。

 

仏に帰依し新しい名前をもらい、武勇をつけるのです。

 

歴史上の人物を見ますとこのように戒名を普段の名前として使われる場合があります

 

人生において失敗することや辛いことやり直したいこといっぱいあります

 

そんな時に戒名を授かるという契機に新しく生きなおしてみてはいかがでしょうか?

 

最近は、若い主婦や学生・高校生まで授戒を希望される方が出てきました。

まさに積極的自己改革ではないでしょうか。