春彼岸に食べるのが「牡丹餅(ぼたもち)」
秋彼岸が「お萩(おはぎ)」という違いはご存じでしたか?

冬を越した小豆(あずき)は皮が固いので「こし餡」にしたのが「牡丹餅」。
秋の収穫で取れたての小豆は皮が柔らかいのでそのまま「つぶ餡」にしたのが「お萩」。

今は保存状態もいいので年中「つぶ餡」を食べることができるそうです。

「ぼたもち」「おはぎ」春と秋ならずとも、
夏は「夜船(よふね)」、
冬は「北窓(きたまど)」の呼び名があるそうです。

牡丹餅は、餅ながらペッタンペッタンと杵(きね)で搗かず(つかず)に、すりこぎで半つぶしにすることから、
「いつ搗いたのか」知らない「搗き知らず」「着き知らず」夜の船はいつ着いたのかわからない・・・
そこから「夜船」

冬は北の窓からは月が見えず「月知らず」から「北窓」というそうで、
古来季節の変わり目には小豆を食べる風習があり、その時節を楽しむ呼び名だったのでしょう。

この一つの牡丹餅につかう小豆の栄養が素晴らしく、牡丹餅ひとつで、
レスベラトロール、アントシアニン、ポリフェノールがワイン3本分も含まれているそうですよ。

赤い小豆には邪気を払う食べ物として古くから寺社門前には餡(あん)を使った食べ物が多くならび、
お参りする前に食べて邪気を祓い、そのあと寺社に参拝するというのが慣わしだったそうです。

「棚から牡丹餅」という諺もありますが、人生に棚から牡丹餅は期待せず、
やはりその時節その時節に小豆を頂きながら、血液をサラサラにしてシミ・シワ、中性脂肪、コレステロールの抑制、高血圧・動脈硬化の予防をしながら小豆でこまめに体調管理・・・。
健康あっての人生です。自己を養い心の健康を報告、供えること、これが供養であります。

ありがとうございました。