「和を大切に」よく言われる言葉ですね。
「家族の和」 「社会の中の和」 やはり思いやりや優しさで和がなりたつ・・・。

「和え物」(あえもの)というお料理があります。
2、3の食材を酢味噌やゴマで和えます。
食材を合わせるのに「和」という字を使うのはなぜでしょう。
一つ一つの食材がもつ味を大切にしながら、合わせることにより第3の味ができあがります。
そこに和という字をあてるのは日本ならではの素晴らしい思いからではないでしょうか。

家族もしかり。一人一人性格があり、誰一人として同じ個性ではありません。
そしてそれぞれの個性を尊重しながら素敵な和ができ、家族という素敵な一品が仕上がります。
そこに一人抜きん出たり、個性をなくすことなく、お互いを思いやる心が和を生むのですね。

「私は社会に、家族に必要ないんです」 そんな発言を耳にするたび、「和え物」を思い出します。

和を大切にしましょう。そしてご自分の味を大切にしましょう。
他と比べることなく自分を大切に。
「和え物」 しみじみ味わって食べてみてください。
和という第3の味の中にもそれぞれの味がしっかり舌に伝わってきます。それでこそ和え物ですね。

ありがとうございました。